もうすっかり秋になりました。昨今、輸入やハウス栽培などのおかげで季節感無視で色んな野菜や果物が年中並んでますが、秋の味覚は割とちゃんと秋に並びますよね。その中でも個人的に贔屓したいの果物は断然、梨です。何ですかね?あのシャリシャリして瑞々しく控えめな甘さでずっと食べていられる様な感覚は?それでいて生以外の加工品はそんなに美味しくないという。
でもって、栄養的に梨は特に話すことが無いのでした。ネット上ではアレに効く、それに効果あるとか出てきますが、それらは梨に限った話じゃありません。大体の果物に当てはまるような事です。そもそもそんな事はどうでも良いのです。無理やり栄養的に持ち上げなくても美味しさは正義!!それに栄養的に尖ってないと言う事は万人に受け入れられると言うこと!
話はそれますが、遺伝子組換え植物なんかも、収穫量増やすとか害虫に耐性とかじゃなくて、最初は全て美味しさの向上に振ってしまえば良いのですよ。そんで、値段を高くしてそうそう食べられないようにして、テレビで有名人に食べさせて、すっごーい!何これー!ってやらせれば一発だと思います。押しつけるから反発する。簡単に食べられないと思えば食べたくなりますもん。実際、遺伝子組換え自体はほぼ実害が無いわけですし。
さて、梨を食べるときは絶対に冷やして食べましょうね。梨の甘さはショ糖、果糖、ブドウ糖、ソルビトールの合わせ技です。品種にも依りますが、だいたいの梨は成熟が進むにつれてブドウ糖が減って、果糖とショ糖が増えます。そして、食べる頃には果糖が一番多くなっているらしいです。この果糖という物質は温度によって構造がちょっと変わります。このちょっとの違いで感じる甘味が3倍違ってきます。甘味というのは舌(感覚)側から見ると冷たいものは甘く感じにくくなりますが、それをひっくり返す甘味パワーがあるわけですね~。
あと、もう少し安ければ。。
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