謎の松の実症候群

松の実症候群と言う現象があります。英語ではPine Mouthで直訳すると松口。この現象は生の松の実を食べると極々希に起こります。主な症状は食べてから1~2日で味覚に変化が起こり、何を食べても金属(鉄っぽいのでしょうか?)の様な味しかしなくなるそうです。しかもその状態が最大で2週間ほども続くというのですから、何が起こっているのか興味深いですね。重篤な健康被害にも繋がりませんし放っておけば回復するのですが、生の松の実が原因と言うだけで、詳しいメカニズムは明らかになっていません。

日本人にとって松の実はあまり馴染みがあるとは言えないです。しかし、ナッツのミックスに入っていたり、ドレッシングやパスタソースに入っていたりしますので、知っておくと万が一発症したときにビックリしなくて良いでしょう。

発症メカニズムが分かって単なる面白現象だとしたら、ちょっとなってみたい気もしますね。食事が不味くなるので減量に利用しようとする人も出てくるかもしれませんね。

FDA情報https://www.fda.gov/food/recallsoutbreaksemergencies/safetyalertsadvisories/ucm247099.htm


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です