サラダ油は混ぜて使ってもイイのよ

 どうも、吉山です。皆さん、お気に入りの植物油を混ぜて使っているでしょうか?そんなもん聞いたことないと思った人は、多分その感覚は正しいです。私も実際にやっている人は知りません。

 失念してますがその昔、食用油の製造メーカーの小さい冊子に混ぜるのもアリって書いてあるのを見て「ほぇー」と思ったのがきっかけで、我が家ではサラダ油を混ぜています。脂質は割りと食べた脂質がストレートに機能するので、偏りなく摂りたいものです。Lazy-agingでも無駄にものを混ぜて使うことを是としています。

 今回つかう油は3つ。ぶどう種油を軸に米油と太白ごま油を足します。

1:ぶどう種油(グレープシードオイル) 60%

 主力の油はアンデスの贈り物ことチリ産のグレープシードオイル。とにかく緑がキレイ。中央の緑色は容器じゃなく正真正銘油の色。こいつはそれしか取り柄がありません。日本産の油はここまで緑じゃないのが謎。そもそもマスカットは緑だけど種は緑じゃないだろ!いい加減にしろと思わなくもありません。ただでさえ割高なぶどう種油かつ輸入品なので若干モヤる値段。そのくせ栄養的は植物由来の多価不飽和脂肪酸の中でも人気薄なリノール酸がやたら多く、思わず眉間にシワが寄ってしまう。風味はアッサリで何にでも合う。

2:こめ油 30%

 正確には米ぬか油。本当はこめ胚芽油が欲しいところだが、今の環境では通販じゃないと入手出来ないので仕方なし。なんとなく最近スーパーで存在感が増している気がする。オリーブ油ほどではないけどオレイン酸が多く、なんやかんやバランスが良い手堅い油。ぶどう種油の駄目な部分をカバーしてくれる気がする。

3:太白胡麻油 10%

 焙煎してない胡麻油。普通のごま油特有の香ばしさがなく、買っている人は何を求めているのだろうか。うちでは酸化防止のお守りとして1割だけ入れているが、本当に効くかは判らない。全体的にあっさり軽めなので、ちょっとテイストが厚めになるのもと期待しているが、本当にそうなっているかは判らない。

 おまけ、油を別容器に移す場合は遮光出来る容器にしましょう。エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルの瓶がオススメです。余った油も暗所に置いておきましょう。あと、油の再利用はオススメしないです。酸化した油に一理なし。

 ネット上の植物油の情報は製造販売しているところが扱っている油をべた褒めして、他の油をサラッと貶めるのが基本の型です。調べれば調べるほど混乱するでしょう。機能は気にせずレシピに合わせて選ぶのが吉です。

 最後に、サラダ油を混ぜるメリットは何か楽しいのと、脂質の偏りを回避すること。デメリットは一度に封を開けるので、使用の頻度が少ない場合は無駄に油の鮮度を悪くしてしまうこと。一人暮らしには全くオススメできん。


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