とうふそうめん風(紀文)

 どうも吉山です。近所のスーパーで見かけた「んー??」となった食品を購入して食べてみて、突発的にご紹介するコーナーです。購入した商品以外からは積極的に情報を集めたりしないので、レビューというよりは素直な感想レベル。

 紀文さんといへば、私の中ではもっぱら魚の練り物です。なので、豆腐素麺というものが存在しており、魚を原材料にして、それ風のものを開発したのか?と思ったのですが、どうやら魚は使ってない模様。豆腐とでん粉分解物をなんやかんやしたものらしい。

 大切なパッケージ。青を使って涼しげで、これからの季節にぴったりです。トップに本枯節、複数の合わせ出汁を使った麺つゆをアピール、これは期待できそうです。あとエネルギー、たんぱく質、糖質も目立ちます。高たんぱく質、低糖質(エネルギー)の時流に乗っています。カップのまま食べられるのは一人暮らし勢には重要。あとそのまま即食べられる麺にしては地味に賞味期限が長い、忘れがちになりそうだから目立つところに表示されているのでしょうか?。

 中身はこんな感じ。麺つゆとカップ焼きそば方式で水を捨てられる容器。開ける時に水が飛び出し注意があるのですけど、まじで飛び出すのでシンク内で開けるのが吉。

 パックのままだと何なので器へ盛り付けて麺つゆをかける。そうめん風というのはどうやら細さの事を言っているらしい。食感は固くてツルツル感はない。天下一品の麺を細くした感じ。色味的に何か欲しいなぁ。

栄養的側面

 パッケージにある栄養表示は麺つゆ込みで、麺だけだと以下の通り。豆腐主体なのでさすがの低炭水化物の低エネルギー。たんぱく質はちょいう増しくらいで、そこはあまり期待しちゃいけません。脂質は素麺よりちょい多いですけど、絶対量が少ないので気にするほどではないでしょう。

エネルギー(kcal)たんぱく質(g)脂質(g)炭水化物(g)食塩相当量(g)
とうふそうめん風(150g)855.63.58.90.01
ゆで素麺(150g)1715.00.535.00.3
食事的側面

 食べ物としては極細豆腐麺であり、食感込みだとちょっと素麺を名乗るのは厳しい。つるつる食べつというよりはもしゃもしゃ食べる感じ。試してないけど温めOKらしく、なんとなく伸びない気がするので、そっちのほうが向いているかも。味は素麺同様フックのないものなので、調理次第で何でもいけそう。付属の麺つゆをかけると一気に素麺ぽさが増す。この麺つゆ、味が超濃いのでいきなり全部入れると私にはちょっと塩辛かったので要調整。コスパ的には普通の乾麺と比べて1.5~2割高だけど、作る手間を考えたら悪いものではない。

まとめ

 結局、これは誰向きなのかと言うとちょっと悩ましい。おそらく素麺食べたいけどエネルギーを抑えたい人向きなだけど、ガチ勢はこんにゃく素麺に行くのではないだろうか。なかなかニッチである。とは言え、調理不要で食べられる細麺としては使い勝手が良い。相対的に水分含有量が少ない感じがするので、麺つゆだけじゃなくて、色んなものと和えるとビシッと決まる気がする。炒めるのもありな気もするけど、火を使うと手軽さが死ぬ。ノーマルの他におもしろ食品度が高い玉子とうふそうめん風もあるぞ。


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