リバウンドなんてもんは無視してよし

 どうもギルマスの吉山です。栄養界隈でリバウンドと言えば、減量して体重を落としたあとに、しばらくして元に戻っちゃう、場合によっては元以上に体重が増えちゃう現象のことです。必死に苦労したにも関わらず元の木阿弥になっちゃうわけですから、どうにかして避けたい、と思うのは自然なことでしょう。

 そう、リバウンドという言葉には人を不安にさせる要素があります。なので人に影響を与えてうまくやりたいたい人がこぞって使うものですから、歪みに歪んだ言葉と言えるでしょう。

 しかし、このリバウンドですが、実際そんなに身構えるようなことではありません。事例を見れば、だいたい頑張って体重を落としたけど太ってた時と同じ生活に戻したら、また太りました、という当たり前のことしか言ってないので。

 そういうことを言っているのは、なんとなく運動を絡めたものに多い印象があります。大体、なぜか食事制限に当たりが強いです。文脈的には食事制限でより痩せにくい体になる、なのですが「痩せたんならいいじゃない、それを維持しろよ」とはなりません。大体、食生活を完全に以前の状態に戻し、爆死するシナリオです。

 そのあと、運動を絡めたおすすめダイエット方法が出てくるのですが、こっちはサラッと運動習慣をつける、すなわち減量後も運動は止めるなと言います。そりゃそうでしょう、運動止めて元の生活に戻ったら体重も元に戻りますしね。

 とは言え、食事制限+運動は超効率のいい脂肪を減らす方法なので、実行できる心の強い方は短期決戦に持ち込んでも良いと思いますよ。

 えー、結局何が言いたいかと言いますと、減量方法は自分に合ったもの(結果が出るまで続けられるもの)を見つけましょうねと。脂肪を減らす過程は、どうやっても筋力は落ちるし、基礎代謝も落ちるエネルギー不足の状態です。大切なのは減量後で弱った体の体重が減りも増えもしないラインを見極め、体にとって減量が思い出になるまで、ゆっくり様子をみることです。あんまり頻繁に太ったり痩せたりしたら、体も混乱するよ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です